MFT(口腔筋機能療法)
お子様にこんな癖はありませんか?
- 常に口がポカンと開いている(口呼吸)
- 飲み込む時に舌を突き出す癖がある
- 食事中にクチャクチャと音を立てる
- 指しゃぶりや爪を噛む癖が抜けない
- 姿勢が悪く、猫背気味である
- 滑舌が悪く、発音が不明瞭なことがある
悪い癖による悪影響
お口周りの筋肉のバランスが崩れ、悪い癖が習慣化してしまうと、歯並びだけでなく全身の健康や成長にも様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
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お顔立ち・表情の変化
口呼吸が続くと、口輪筋(口の周りの筋肉)が緩み、お顔全体の締まりがなくなってしまいます。
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持久力・集中力の低下
口呼吸は鼻呼吸に比べて酸素の取り込み効率が悪いため、脳や身体に十分な酸素が行き渡りにくくなります。
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滑舌の問題
舌の筋力が弱く、正しい位置にないと、タ行・ナ行・ラ行などの舌を使う発音が不明瞭になりがちです。
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姿勢が悪くなる
口呼吸を行うために気道を確保しようとすると、自然と頭が前に出る姿勢(前方頭位)になりやすくなります。これが猫背やストレートネックの原因となり、全身の骨格バランスにも影響を与えます。
正しい舌の位置について

安静時の正しい舌の位置は、上顎の天井部分にある「スポット」と呼ばれる位置に舌先が触れ、舌全体が上顎に吸い付いている状態です。舌が下の歯に触れていたり、低い位置にある(低位舌)場合は、歯並びを内側から押して乱す原因となります。
正しい飲み込み(嚥下)について
正しい飲み込み方は、唇を閉じ、舌を上顎に押し当てて行います。対して、飲み込む瞬間に舌を前歯の裏に押し付けたり、唇に過度な力が入ったりする飲み込み方は誤りです。1日に無意識に何百回も行う「飲み込み」の動作を正すことが重要です。
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正しい嚥下(飲み込み)
唇を軽く閉じ、舌全体を上顎に吸い上げて飲み込みます。奥歯をかみ合わせ、お顔の表情を変えずに喉へ送り込むのが正常な状態です。上顎の成長を内側から支える大切な動作です。
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誤った嚥下(飲み込み)
飲み込む瞬間に舌で前歯を押したり、歯の間に舌を挟んだりする癖です。唇に力が入り、顎に梅干しのようなシワができるのが特徴です。この力が歯並びを悪くする原因になります。
お口の悪い癖を治す意味
歯並びを支えるお口の機能を育てる

歯は「舌」と「唇・頬」の筋肉の圧力の均衡が取れた場所に並びます。MFTで筋肉のバランスを整えることは、いわば「天然の矯正装置」をお口の中に作るようなものです。これにより、矯正治療後の後戻りを防ぎます。
身体の正しい成長を促す

鼻呼吸を習慣化することで、深い呼吸が可能になり、酸素摂取量が増えて免疫機能も向上します。また、正しく噛んで飲み込むことで消化吸収が良くなり、顎や顔面の骨格、ひいては全身の健全な発育を促します。
美しいお顔に育つ

お口周りの筋肉が引き締まることで、フェイスラインや骨格が整い、きりっとした顔立ちになります。口角が上がりやすくなり、素敵な笑顔を作ることができるようになります。
当院で行うMFTについて
MFTの最終的なゴールは、意識しなくても常に「正しい舌の位置」「正しい呼吸(鼻呼吸)」「正しい飲み込み」ができる状態になることです。これらが習慣化されることで、一生涯の健康なお口の環境を手に入れることができます。
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プレオルソ&拡大床
お子様の歯並びや顎の状態に合わせて、「プレオルソ」などのマウスピース型矯正装置や、顎の幅を広げる「拡大床」を使用します。これらは取り外しが可能で、主に日中の1時間と就寝時に装着していただきます。
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トレーニング
装置の使用と並行して、舌を持ち上げる力や唇を閉じる力を鍛えるアクティビティ(トレーニング)を行います。目安として約2年間の期間をかけ、ステップごとに目標を決めて進めていきます。
MFTが目的としていること

MFTの最終的なゴールは、意識しなくても常に「正しい舌の位置」「正しい呼吸(鼻呼吸)」「正しい飲み込み」ができる状態になることです。これらが習慣化されることで、一生涯の健康なお口の環境を手に入れることができます。
矯正装置(プレオルソ)の使用

矯正装置の使用から、機能改善までの大まかな流れをご紹介します。お子様のペースに合わせて進めていきます。
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Step1
お口の中の写真撮影やレントゲン検査を行い、歯並びや顎の状態、筋肉の癖を診断します。治療計画を立て、装置の型取りやトレーニング内容のご説明を行います。
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Step2
専用の矯正装置(プレオルソ等)をお渡しし、使用を開始します。同時に、歯科医院での指導とご自宅でのMFTトレーニングをスタートさせます。定期的に通院いただき進捗を確認します。
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Step3
歯並びが整い、正しいお口の機能が定着してきたら、徐々に装置の使用頻度を減らしていきます。後戻りがないかを確認しながら、定期検診で歯の健康を守ります。
当院のMFTの特徴

安心価格でのご提供
装置代とトレーニング費用をパッケージ化した、分かりやすい総額表示です。追加費用の不安を解消し、お子様の将来のために無理なく始められる価格設定を実現しています。

豊富な実績を持つ歯科医師による予防矯正(MFT)
当院では、お子様の成長発育に合わせた矯正治療とMFTの指導経験が豊富な歯科医師が担当します。ただ歯を並べるだけでなく、「なぜその歯並びになったのか」という原因にアプローチし、根本からの改善を目指します。

安心して通える環境
お子様が歯科医院を嫌いにならないよう、明るく優しい雰囲気づくりを心がけています。トレーニングもゲーム感覚で楽しめる工夫を取り入れ、モチベーションを維持しながら通院していただけます。

丁寧なカウンセリング
保護者の方にも現在のお子様のお口の状態や、治療の必要性、費用や期間について丁寧にご説明いたします。ご不明な点や不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談いただける体制を整えています。
MFTの料金
当院では、矯正装置とトレーニングを含めた分かりやすい料金設定を行っております。
| 矯正+トレーニング一式 | 275,000円 |
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※費用は全て税込表記
※プレオルソや拡大床の装置を作り変える際は別途1,100円(税込)が必要となります
MFTのよくある質問
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Q
MFTは何歳くらいから始められますか?
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A
一般的には、言葉の理解ができ、簡単な指示に従ってトレーニングが行えるようになる5歳〜6歳頃から開始することをお勧めしています。ただし、受け口などの骨格的な問題がある場合は、より早期の介入が必要な場合もありますので、早めにご相談ください。
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Q
トレーニングは毎日必要ですか?
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A
はい、筋肉のトレーニングですので、毎日継続することが非常に重要です。1日5分〜10分程度でも構いませんので、毎日の習慣として取り組んでいただくようにお願いしています。
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Q
痛みはありますか?
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A
プレオルソなどの装置は柔らかい素材でできているため、ワイヤー矯正に比べて痛みはほとんどありません。使い始めは違和感を感じることがありますが、数日で慣れるお子様がほとんどです。
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Q
治療期間はどのくらいですか?
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A
お子様のお口の癖の強さや、トレーニングへの取り組み状況によって異なりますが、目安としては2年間程度を見ていただいております。その後も成長に合わせて経過観察を行います。
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Q
大人でもMFTは効果がありますか?
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A
MFTは大人の方でも効果はありますが、顎の成長が終わっているため、骨格的な改善や歯並びの改善は望めません。主に矯正治療後の後戻り防止や、お口の機能維持・歯ぎしり・食いしばりの予防を目的として行われます。
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Q
分割での支払いは可能ですか?
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A
はい、可能です。一括払い以外にも、デンタルローンや院内分割にも対応しております。
ご希望の方はスタッフまでご相談ください。
