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予防が大切!「歯周病」

こんにちは!
グロースデンタル新代田です。

突然ですが・・・
皆さんは歯周病について、どれくらいご存じですか??

「『 歯周病 』という言葉は耳にしたことがあっても、よくわかっていない… 」

「 特に思い当たる症状もないし、歯周病ではないと思う 」

こう思っていらっしゃる方も、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、歯周病とはどういうものかお話していこうと思います。

歯周病 」は字の通り、歯の周囲に発生する 病気です。

歯の周りには、歯を支えている骨( 歯槽骨 )があります。
歯槽骨が溶けて、歯を支えられなくなってしまうのが「 歯周病 」です。

歯槽骨が溶ける原因となるのが、歯磨きでは落としきれなかった汚れ( 歯垢 ) です。

歯垢は「 プラーク 」とも呼ばれ、白色あるいは黄白色でネバネバしています。
これは食べカスではなく細菌の塊で、プラーク1mg中には1億個もの細菌がいると言われています。 この細菌が持っている毒素により、歯茎が腫れていきます。

歯茎が腫れている状態が続くと、歯茎の下にある歯槽骨は自身を守るために、腫れている歯茎から距離をとろうと溶けていきます。
そうすると歯がグラグラして、重症化すると歯が抜けてしまう…というのが、歯周病の仕組みになります。

歯槽骨が溶けると・・・歯と歯茎の間に隙間( 歯周ポケット )ができてしまいます。
また、プラーク中の細菌は唾液に含まれるカルシウムなどと結合して「 歯石 」となり、歯の表面に石のように付着します。
歯石の表面はザラザラしてプラークがつきやすいため、さらにプラークが付着して歯周ポケットの奥深くまで進むと、歯槽骨が溶けていってしまうという悪循環に陥ってしまいます😢

《 歯周病の恐ろしい点 》
★骨が溶けてしまうにも関わらず自覚症状が少ないことが挙げられます。
虫歯であれば痛みが生じますが、歯周病の場合は痛みがないことが多く、気づいたときには重症化してしまっているケースも多いのです。

歯周病に罹患している方は、年齢が増すにつれて、歯周ポケットを持つ人は増加傾向にあり、45歳以上では約半数にも及びます。

京橋 銀座 みらい歯科|ブログ|予防が大切!「歯周病」をわかりやすく解説|歯科疾患実態調査グラフ2

「歯周ポケット(4mm以上)保有者の割合の推移」(厚生労働省 e-ヘルスネット[情報提供]「歯科疾患の有病状況」より)

さまざまな要因が考えられますが、近年、天然歯を残す治療や予防歯科が進んで歯の数が増えて、結果的に歯周病にかかる歯の数も増えた、とも考えられます。

歯を歯周病から守り、いつまでも健康に過ごすためには、継続的な歯周病予防の取り組みや、お口のメンテナンスが必要といえるのです!

次回は歯周病のセルフチェックについてお話していこうと思います。